NPO法人み・らいず2の橋本です。
前回からバトンを受け取り、保育士の資格取得を目指す短期大学の学生に向けて、
医療的ケア児について考える授業を行いました。
▶ガイドヘルパーという支援について学生にも知ってほしい。
今回の内容は「医療的ケア児と集団遊び」について。
グループワークという形で学生と考える時間を作りました。
”5歳児はどんな遊びをするのか?”、
”集団で遊ぶためにはどんな工夫が必要なのか?”
を職種実習の経験を踏まえて、たくさん考えて話し合ってくれました。
集団遊びは、”パズル”と”色水遊び”という2つの遊びについて方法を考えました。
「パズルのピースを大きくしたら?」
「カニューレに水が入ると危ないよね」
「みんなでできるようにルールを決めよう」
など想像以上にいろいろな意見が出てきて、私にとっても新しい発見がありました。
また、医療的ケアがあるかどうかということより、1人の子どもとして内容を考えていることが素敵だなと思いました。
私は、学生と会うのも、学校で授業をするのも、全てが初めてでドキドキした授業でしたが、学生から「先生の趣味は?」など私自身のことや、「これはどうなの?」などグループワークに関する様々な質問をしてくれたことで、最後まで楽しく話をさせていただくことができました。
今回90分という長いようで短い時間でしたが、一人ひとりの「想い」や「気持ち」を聴いていくことが大切だということが伝わっていれば嬉しいです。
今回学生に教えてもらった、子ども1人ひとりと向き合う姿勢を、今まで以上に大切にしていこうと思います!